「あーあ、おまえが
目だってたせいでみ
んな災難になあ。正
直に言え、聴いてな
かったな? 罰とし
て課題出すけどいい
?」
「聴いて、ました」
「じゃあ早く続き言
え、10秒やるから。
はい、10、9、8、
7」
彼はハサミをかまえ
たままみるみる内に
小さくなっていく。
「……聴いてなかっ
たです」
消えいりそうな声で
言った。
「だよなあ? ハサ
ミで遊んでんだもん
なあ~」
スパコンッと彼の脳
天を叩くと、にっこ
~り笑ってゆうとの
机から離れる。
「みんな、次、小テ
ストやるからそのつ
もりでいろ。それと
プリントどっさ~り
だしてやるから明日
提出しろよ。しなか
った奴は成績さげる
ぞ」



