゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


「どっから夢だった

のかな……うーん」

彼は唇をへの字に曲

げ、なおに視線をや

る。頬がひくついて

いる。

「星も月もなくて、

体が光って、いくら

走っても疲れなくて

、最後は真っ黒にな

っちゃう夢?」

「……同じ夢、見た

んだね」

眉も目も口の端もひ

きつらせて、彼は頭

が痛くなったように

うつむく。

「や、もしかして夢

じゃなかったのかも

……」

「夢じゃなかったら

、何があるの?」

「臨死体験」

なおは、ぴくっと体

を硬直させた。

「それって、三途の

川とかのことだよね

……?」

「そんなかんじ」

交互にまばたきしあ

って、じょじょに青

ざめていく。