゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


きみひろの瞳に、ち

まちました光が宿る

。雪の結晶のような

火花。線香花火に似

ている。

「花火の時、よしお

がキスしてんの見た

ら、どうしていいか

わかんなくなった。

よしおもみゆも消え

てなくなればいいっ

て本気で思ったし、

全部壊してやりたく

なった。最低だろ」

素直に首肯すると、

彼はくふくふ笑った



「大げさだと思う?

子供の『好き』なん

てさ、いつか簡単に

変わっちゃうもんな

のにって」

左右に首をふる。

「俺、あいつらが大

好きなのに」

「妖精が、前してく

れた話になんか似て

るね」

彼の頬を涙が伝う。

「そうかな」

ざわざわと、かさつ

いた草がお辞儀しあ

う。葉ずれの音は際

限なく広がっていく