゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


「なんで」

勇気をだして聞いて

みる。

「部屋に、遺書がい

っぱいあって……理

由はそこに書いてあ

る」

下をむいて、ぽつり

とつぶやく。裸足の

つま先を眺めて、ふ

るふると首をふる。

「そんなの……見た

くないから」

なおが言うと、くす

っと笑った。

「俺、認めたくない

んだけど、女になり

たいみたいなんだ」

ごぉーん。

なおの脳内にある巨

大な鐘を、誰かが乱

暴に打った。

 単なる女装癖じゃ

なくて? 女になり

たい……? てこと

は、男が好きってこ

と?

「ひいた?」

聞かれて、ぶんぶん

首をふる。ひいたと

いうか、ショックだ

。彼はホントに? 

と微笑む。