゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


 なおにとって、深

夜のそこは、オアシ

スのようなものにな

っていた。テストや

テストのせいで、こ

こしばらくは来てな

かったが。川が近く

なるにつれて、もく

もく不安がわいてく

る。ちょっと気分が

悪くなる。こめかみ

を押さえながら、橋

にむかって歩いてい

くと、欄干にひじを

ついた、ワンピース

の少女が見えた。シ

ャッキリ切りそろえ

られた毛先が、艶や

かに風を掃いている

。芯が強そうなのに

、ポッキリ折れそう

な背中は、まっすぐ

のびている。緊張し

ながら、彼女に迫っ

ていく。

「今日もブタは来な

かった」

妖精は、ぽつんとつ

ぶやいた。なおはビ

クッとする。