「えー!?」
登校途中の道路で、
絶叫した。
あの、優等生の、
きみひろ君が!?
……事件だ。
「探さないでくださ
いって、紙っぺら1
枚残してさ。探すに
決まってんだろって
の」
いらだったような口
調になる。
「あいつんちパニッ
クだよ。だから、み
ゆと一緒にずっと探
してんの。けどどこ
にもいないし。つか
、あいつが行きそう
なとことか、塾か本
屋しか知らないんだ
よね。なんか悩んで
たんなら相談くらい
してくれたっていい
だろ!」
早口でまくしたてる
。
「待って落ち着いて
、ほんとに心あたり
ない? 行きそうな
場所」
カラスが目の前を横
ぎって、ゴミ袋に着
地する。



