゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


容子は舌打ちして、

ふり返る。さらにバ

イクが燃えていた。

いい加減消火しない

と、やばい。彼女は

、よっかかっていた

バイクから離れ、命

令する。

「どっかで水と消火

器かっぱらってこい

! 燃えてねぇ単車

は移動しろ!」

「はい!」

裾をひるがえし、刺

繍の入った背中が、

右往左往する。毒々

しい煙が頭上をおお

う。

「ねぇ」

呼びかけと共に、激

しい光りがパッと、

彼女の眼前に現れた

。視界がきかなくな

る。

「ねぇ」

歌を口ずさむ合間に

、呼びかけてくる少

女の声。突然、みぞ

おちに鈍痛がした。

足元から崩れおちる



「ねぇ」

光が消える。様々な

残像がやかましい視

界に、丸く光を背負

った目玉だらけの化

け物が出現した。