゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


いたるところで煙草

をふかしているせい

か、グラウンドには

スモーキィな空気が

たちこめている。気

だるい緊張感……。

突然爆発音がして、

校門近くに並んでい

た、無人のバイクが

燃えあがる。全員の

視線が、釘付けにな

った。

「……なに?」

剃りあとしか無い眉

をつりあげる容子。

かん高い子供の笑い

声が縦横無尽にかけ

まわる。スピーカー

からは子守唄が流れ

てくる。

「……ッのやろう」

紫の唇を噛んで、校

舎をねめつける。ゆ

みも、ビビりながら

彼女の真似をする。

木刀をしっかりにぎ

りしめる。

「誰だ! 

   出てこい」

凶悪な顔つきの女達

が舌なめずりしなが

ら、炎のあがったバ

イクを取り囲む。