゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


ひたり、ひたり。

冷たいものが女達の

額を流れる。ポタポ

タと上から何か降っ

てくる。

 その正体は、天井

にセットした氷から

したたっているだけ

の水だ。学校中に用

意してあったのが溶

け出してきているの

だ。しかし……。

「ひっ、血だ!」

なおが仲間のふりし

て絶叫すると、じわ

じわとパニックが広

がっていく。

「血だ、血」

ざわめきが収縮し、

爆発する。特攻服が

が暴れまわる。窓を

たたき割ったとして

も、飛び降りるには

高すぎる。前へ進む

しかない。恐怖しな

がらも総長は声を張

りあげる。

「てめぇら落ち着け

 !」

だけどその声も虚し

く、何人かは飛びお

りていた。