゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


しーんとしている。

「かなみ! かず!

マリ!」

葉のこすれあう音が

嘲笑うように降って

くる。

「まさかリアルにお

 化け……?」

うしろについてきて

いたナミが、苦笑い

しながら呟く。

「バッカ。誰かのイ

タズラに決まってん

だろ! 心霊スポッ

トまわってきて、そ

んなの出たことあっ

たか?」

自分に言い聞かせる

ようにそう叫ぶ。実

は怖いのである。

「じゃあ……ゆみの

言ってた奴らが?」

「ああ、そうだろう

な。シメてやんねぇ

と」

窓枠に足をかけた総

長をユキがとめる。

「だったらこの窓、

罠じゃないっすかね

。わざわざあけてあ

るって変っすよ」