゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


「あ……あれ」

ひきつらせた顔を強

ばらせ、ゆみの指が

4階の窓をさした。

蛍のようなものが遊

泳している。教室の

電気がついたり消え

たりしている。ひっ

、という声があがっ

た。シルエットが窓

を通過して、木々に

突っこんだ。茂みは

そこそこ深く、夜な

のも手伝って、様子

を見に行った仲間の

姿も、人影らしきも

のの行方も確認でき

ない。

「あいつら遅くねぇ

ですか、リーダー」

ピリピリした副リー

ダーがライターをさ

しだして、遠慮がち

に言った。エンジン

をとめた不良たちは

腕を組み、顔色を悪

くしながら煙草をふ

かしている。視線は

、屋上と真下の茂み

とを行ったり来たり

している。