゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


「ブタ、

   でたりして」

ぼそっとみゆが呟い

た。

「ブタ?」

「はい、ブタっす。

ブタの着ぐるみかぶ

った不審者。某国の

工作員とか、下半身

露出してくるとかっ

て噂の」

「下半身!?」

すっとんきょうに叫

んでしまってから、

口をおおう。全身黒

タイツのきみひろが

、サングラスをはず

して白い目で見た。

顔を黒くぬっている

ため、文字通り白い

目で。

「すみません」

小さく謝って口をつ

ぐむ。無言の怪人達

は、ぞろぞろ歩いて

いく。静かな住宅街

を縫うようにして歩

いていき、五色橋を

渡る。点々と猫が寝

そべっている、細い

道を抜け、どっしり

した校舎を眺めた。