゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


「よっちゃんだっ

 て」

「あたしもだいじょ

ぶ。忘れ物なし。で

もさ……あたし普通

の格好じゃない?」

みゆの制服の予備に

身を包んだなおは、

きみひろをチロリと

見る。

「おまえ鏡見ろ」

姿見をつきだされた

。肌が灰色なだけで

、みんなと比べてイ

ンパクトがない。

「普通じゃないって

……なおちゃん。口

も制服も血まみれだ

し、肌青すぎだし。

暗いとこで見たらぜ

ってぇ怖いよ」

「まじイカしてるっ

す。写メっていいっ

すか!?」

「やめとけみゆ、証

拠残すな。みんな荷

物持って出るよ。マ

ント着れ、フードも

かぶれよ」

互いに顔を見合わせ

て、くつくつ笑う。

ムカデみたいにぞろ

ぞろ玄関にむかい、

足音がでないように

加工した、布製の靴

をはく。