コピーした校舎の
見取図や、作戦計画
表を広げて、あーだ
こーだ言いあう。そ
の結論を頭に叩きこ
む。やっと横になれ
たのは眼底が焼ける
ような陽射しが燃え
つきかけた、午後4
時すぎのことだ。夕
日に変わりつつある
日足が、窓辺を焦が
している。すすがつ
いたように、室内は
薄暗い。
「あとは仕かけて実
行するのみ」
一睡もしていないら
しいきみひろはメガ
ネをとって目頭をも
む。
「お疲れ」
彼の足元に頭を転が
し、なおが言った。
「それは終わってか
ら言えよ」
「疲れたぜぇべいビ
ー」
「あたしもー。ダー
リン」
なおの足の下によし
おの、彼の足の先に
はみゆの、頭がある
。



