゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


「死ねってのかよ」

「ちがくて、おまえ

見たっつったじゃん

? 五色橋で」

「それがどうした」

「その幽霊に頼んで

さ、あいつら撃退し

てもらえないかな、

って」

キッと眼光を研いだ

きみひろは、腰をあ

げてよしおにつめよ

った。

「そんな馬鹿なこと

言ってる場合か!」

仁王立ちになり、怒

鳴りつける。

「真面目に考えろよ

! 下手すりゃ、お

まえの大好きなみゆ

にも被害がおよぶん

だからな」

今気づいたというよ

うに、目を見開いて

彼はぶんぶん首をふ

る。

「幽霊なんて縁起悪

いこと言ってるひま

が……」

四角い黒ぶちメガネ

が、不意にきらりと

光る。