゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


「じゃあな」

 交差点で別れるま

で、彼は口を閉ざし

ていた。

「うん、月曜日」

駅の方向に突き進ん

で行くうしろ姿に手

をふる。

急に先程のやりとり

を思いだし、真っ赤

になる。

 きみひろ君が、あ

たしのことを好き。

「ぎゃぁ」

恥ずかしさをふりは

らうべく猛スピード

で走りだす。今タイ

ムを計ったら、リレ

ーの選手になれそう

だ。



 家に着くと電話が

鳴っていた。ローヒ

ールのパンプスがな

い。母親は出ている

ようだ。るんるんし

た気分で何気なく受

話器をあげる。

「はい、もしもし」

「なーんだ、本人じ

ゃん」

きゃはきゃはした耳

障りな笑い声。

 ゆみ?