゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


「え」

 自殺?

 ちがうちがうと首

をふる。

「このみがあたしの

ドングリ外に捨てち

ゃったから、うっか

り追っちゃっただけ

。あたし死のうとか

思ってない」

「はあ……?」

彼の頬筋がひくつい

た。数十秒にわたる

沈黙のあと、ぼかん

っと頭を殴られた。

 ちょっと……いや

けっこう痛いんだけ

ど。

「心配させ

    やがって」

信号が青になった。

ぎりぎりこぶしをに

ぎり、むくれた顔を

前をむけ、耳まで

真っ赤にしてずん

ずん離れていく。

「まぎらわしいこと

してごめん!」

「べっつに。ドング

リと心中しかけた奴

なんか知らん」

せきとめられていた

車が行き交いしはじ

める。