゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


「そしたらまた、そ

れに対してお礼参り

されるよな。報復ス

パイラル」

横断歩道にむかって

歩きだし、彼はうつ

むいた。

「なんとかするしか

ないね」

なおの言葉を

熱っぽい風が

かき乱す。膨らんだ

スカートをおさえ、

砂ぼこりが入らない

ようにまぶたをおろ

した。髪が荒々しい

ダンスを踊る。

「今まで本当に悪か

った。俺、最低」

すらりとした背中が

声をはりあげた。

「さっき、おまえが

死んだらどうしよう

って。本気で怖かっ

た。自殺なんかする

な」

寒くもないのに鼻を

赤くしたきみひろが

、唇をひき結んでふ

りかえる。信号機が

点滅して赤になる。