゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


彼のほっぺたに、見

事な紅葉が浮かびあ

がる。骨まで響く衝

撃だったろう。タバ

コはふっとんでいっ

た。

「うざいっ」

怒鳴って、

なおはその場から走

り去った。




「よかった。で?」

「今までどおり」

「なんだよー」

 きみひろはがっく

りした。

「とりあえず、まだ

大丈夫だから。どう

しようもなくなった

ら、ちゃんと助けて

もらうよ」

なんでもないことの

ように言ってみせる



「おまえなあ」

タコさんウィンナー

をもぐもぐしながら

、彼はむすっとする

。なおは気まずさを

ごまかすべく、にへ

にへしながらフルー

ツポンチに手をつけ

た……。

と、鋭い手刀が飛ん

できた。