゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


「そっか」

彼は眩しそうに微笑

んで、眉間にしわを

よせた。

「でも、とりあえず

、まだ何もしないで

ほしいんです」

手のひらに爪をたて

てこぶしをにぎりし

め、まっすぐに訴え

る。


「言うと思った」

憂いを帯びた表情を

して、こちらに引き

返してくる。

「直角」

ぽんっと、なおの頭

に手をのせた。

「本当にこのままで

いいのか。辛くない

のか?」

じっと、見据えられ

た。気をぬくと、目

をそらしてしまいそ

うになる。『本当は

助けてほしいのだ』

と、たぶん細胞の一

片くらいは思ってい

る。でもダメだ。耐

えていれば、もしか

したら明日にでも、

みんな改心してくれ

るかもしれない。