゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


軽い音をたてながら

降る、茶色い葉っぱ

。落葉土の、ぐずぐ

ずと湿ったような匂

い。はしゃぎまわる

同級生。虫食いのド

ングリが、嫌という

ほど転がっている。

 あたしはそれが怖

かった。踏むのも嫌

なくらい。神経質に

震えていた。最初は

にこやかに励まして

くれていた先生もし

まいには飽きて、

楽しげにかけまわる

クラスメイトの元へ

行ってしまった。

 爪に泥を詰めなが

らドングリ拾いに夢

中の彼らを、なおは

青ざめて眺めていた

。たくさん人がいる

のに、ひとりぼっち

だと感じた。背の高

い木々、幾重にもか

さなったほこりっぽ

い枝。網目のむこう

に切り刻まれたよう

な空がある。