「小4。その時から
あんな感じだよ。
絶対、仲良くなれな
い人種だと思ってた」
「へぇ、なのにどう
して友達に?」
「あいつがさ、ダン
プにひき逃げされた
んだ」
「へぇ」
サラッと流しそうに
なって、硬直する。
「……ダンプ?」
「見てたのが俺だけ
でさ、まわりに大人
もいないし。俺半泣
きで助け呼んだんだ
よね」
ふふふっと、笑う。
なおは笑えない。
「すごかったなあれ
……あいつ死んでた
ら、一生トラウマに
なってたと思う。そ
れからの付き合いだ
よ。いつの間にか友
達になってた」
つうっと、糸をひっ
ぱって、こくんと
うなずく。
「それまでは、ただ
のクラスメイトだっ
た」



