よしおはザァッと青
くなった。
「土下座もんだな」
ひぃいぃぃぃいいいぃいいいぃいぃいいぃいいいぃぃぃいいいぃぃいぃいぃいっ!
異次元に吸いこまれ
ていくような、ねじ
れた顔で叫んで、飛
び出していく。
「うるさいやつ」
「大丈夫かな……」
肺をしぼりきるよう
にため息をついて、
きみひろは首を横に
ふる。
「俺、なんであんな
やつが好きなんだろ
う」
なおは首をかしげ、
クッキーをつまむ。
手がはなせない部長
の口にも、差しこん
でやる。
もがもがもがもが。
かみくだく間、会話
は途切れ、扇風機の
プロペラが回転する
音がよく聞こえてく
る。
「よしおくんって明
るいからねぇ。あた
しも好きだよ。いつ
からの付き合いなの
?」



