゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


「ねむい」

「あたしも。このま

まここで寝ちゃおっ

か」

「そうだね」

彼女らは夜空に体を

投げだし、ゆったり

したまばたきを、呼

吸のように繰り返す。
「冗談」

ぽっつん、と。

ザラメの声が降って

くる。

それを聞いて、ブタ

はほっとした。朝に

なったら全てが色あ

せてしまうような気

がした。朝の彼女を

見たくない。昼間の

月のように、かすん

でしまいそうで。

妖精もそう思ったの

かもしれない。決然

と起きあがり、大き

くあくびする。夜を

のみこみそうなくら

い、豪快なやつだ。

「んま、レディが大

口あけて」

チョキを鼻にあてた

。ぶひぶひ、なるよ

うになっている。