゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


そして星と時間を眺

め、夜の匂いをかい

で、川を聴きながら

ぼんやりした。

とりとめのない話も

する。

そんな日々を、ちゃ

くちゃくと重ねてい

った。もうひと月に

もなる。すっかり顔

なじみである。

待ち合わせなどして

いないけれど、2時

くらいになると、ど

こからともなく湧い

てでる。双方ともに

意識しているのは間

違いなく、好感を抱

きあっているのも恐

らく正しい。

つまり互いに、

危険人物ではないと

判断した。いや、む

しろこの時間帯には

不似合いなほどの、

好人物なのではない

かと思い始めている



「にしてもスゴい雨

だったね。ここはま

だ、びっしょびしょ

じゃん」