「友達裏切るとか最
悪」
みゆに背を撫でられ
る。なんだかとても
あたたかい。
「バレてた? ごめ
~ん気まずくってさ
……。まさか、あん
なこと毎日やられて
るの?」
よしおは眉をきりり
とさせ、涙ぐんだ目
をしてなおの手を包
む。
「べたべたするな」
きみひろが彼の頭を
わしづかみにして、
無理矢理引きはがす
。
「なによ、妬いてん
の?」
ニヤリとした吉良は
彼のゲンコツをくら
った。
「ジャージ類ズタボ
ロにされたり、ラク
ガキだらけにされた
机をゴミ箱にされた
り、うわばきに毎日
虫やら泥やら牛乳や
ら入れられたり、髪
ぬかれまくったり、
蹴られたり。いろい
ろされてるよね、ほ
んと」



