゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


くもるメガネを気に

しながら、沸き始め

たお湯の前を行った

り来たりしている。

思い出したように、

部屋のすみまで行っ

て、ヒマワリやチュ

ーリップの造花が咲

いている、バスケッ

トをあけた。

ギンガムチェック

のふたをのせた瓶が

、ひしめいている。

ひとつ、出して

眺める。

柑橘系のジャムだ。

「あれカゼじゃなか

ったんだ。いろんな

とこ殴られたり切ら

れたりしたから、3

日間は高熱で

動けなかったし、全

然腫れがひかなくて

休まざるおえなかっ

たの」

なおは、がっくりと

肩を落とし弱々しく

にへにへ笑う。

「髪ボサボサにカッ

トされちゃったし制

服もボロボロだし。

どしゃぶりだったか

ら助けとか呼んでも

こないし」

吉良たちを息をのん

で、聞き入っている