゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


すっとんきょうな声

があがる。吉良たち

がわざとらしいくら

いに、顔をひきのば

している。

「おい、リンチされ

たのか?」

きみひろは、驚いた

ようにメガネの位置

を正す。

「うん。あれ、きっ

とそうだよね?」

「あれって?」

まあまあ座りなさい

と、きみひろの真向

かいに座らせられる

。彼はコンロに火を

かけ、流しの下から

紅茶の缶を取りだし

た。

スクールバッグから

、バターの匂いがす

る紙袋を抜きだす。



「リンチってみんな

にボコボコにされる

ことだよね?」

「そんなかんじだね


「2年のはじめ……

始業式の次の日にや

られたよ。あたし1

週間風邪で休んだで

しょ?」