゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


「かっこいい?」

 どこがやねん。

 きみひろの真っ赤

な顔に見とれながら

、ぽかーんとしてい

るなおに、吉良は笑

顔のまま力強くうな

ずく。

「ゆみに逆らえるな

んてカッコいいよ。

あいつリンチの名人

だもん。なかなかで

きないよ」

「リンチの名人……

?」

物騒なセリフに首を

かしげる。

 なにそれ。知らな

いんだけど。

「殺人未遂一歩手前

で、鑑別所行きにな

ったこともあったん

っすよ、小6の時」

みゆがくるくると毛

先をいじる。

 なにそれ。かなり

怖いんですけど。

「有名っすよね。み

んな知ってるっすよ

。だからー、あたし

別の中学行ったんだ

もん、怖くって」