゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


「ごめん大丈夫?」

「……うん」

「あたしもごめん。

兄貴にも彼女ができ

るのかと思ったらつ

い嬉しくて」


すこーんと運動靴が

飛んできた。青い頭

にぶちあたる。

「どうしたらそうな

るんだ!」

見ると、イスから立

ちあがったきみひろ

が、顔を真っ赤にし

ている。みゆは頭を

さすりながら頬をふ

くらませる。

「いってぇなあ。女

子に物投げるなんて

最っ低。つうか、よ

っちゃーん、ちがう

ってよ」

「え~俺、お似合い

だと思ったのにな。

俺、みゆが居なかっ

たらなおちゃんと絶

対付き合ってた。か

っこいいし、勇気あ

るし」

彼は体を離してにっ

こり笑う。