゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


「えー!? なんでい

んの!? なんでなん

で」

カァっと太陽みたい

な笑顔になって、ぐ

びぐび戸を踏んで、

彼は歩いてくる。

日に焼けた手がなお

の肩におかれる。

こんなとこ見られた

ら、またなんか言わ

れちゃう。一瞬よぎ

った考えは、細かく

砕けて、砂になった。
そんなことを気にす

のが、バカらしく思

えるような、スカン

とした笑顔だ。

「なんか……常居

に連れてこられて…

…」

「常居? あいつど

こ行ったの」

描いたような眉の片

方をさげて

キョロキョロする。

「そこ」

彼の足元を視線で示

す。

「ん~?」

自分の立っている場

所を眺めて硬直した

あと、そろりそろり

戸からおりる。