゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


ふたつ添えられた回

転椅子には、フリン

ジのついたベルベッ

トの座布団が行儀よ

くのせてある。


常居が

電気をつけた。

流し板に干された原

色の食器や、頭上か

らつりさがっている

ちゃっちい星ぼしが

、チカチカする光の

中に浮かぶ。


光が安定すると、

室内は、スモーキィ

なパープルの壁に囲

まれていることがわ

かる。天井には、ゴ

ゴゴゴォと音がしそ

うな絵が描かれてい

る。

繊細な星空と、眠た

げな昼の空と、たな

びくような夕焼けが

中央で渦をまいてい

る。不思議な迫力が

ある絵だ。

シャリシャリした鎖

でぶらさがっている

安っぽい星に、かち

ゃかちゃかぶつかり

ながら常居は片頬を

ゆるめる。