゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


どーんと視野に入っ

たのは中央の長机。

優雅な水色の薔薇と

、したたるような金

色のツタがゴージャ

スな、テーブルクロ

スに目を奪われた。

パールをすりおろし

てふりかけたような

、すべらかな布地。

波紋を思わせるしわ

のよったドレープ。

レースがふんだんに

つかわれた、夢のよ

うなテーブルクロス

が、たっぷりとかけ

てある。その上には

パイ生地で編んだよ

うな籠があって、ど

っさりとレモンが盛

られている。つやつ

やしてすっぱそう。

その隣には、鶴が

スープをのむために

作ったような花瓶が

あって、花粉のみず

ずしいユリがいけて

ある。ななめにカッ

トされた緑の切り口

は、まだきれいだ。