゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


細長い鍵をさしこみ

ながら、常居は後頭

部に手をあてる。

「あたし反省してま

す! してますった

らしてます。閉じこ

めるとかやめてくだ

さい!」

腹の底から叫んだ。

「はっはっは。元気

だな、直角は。いい

から入ってこい。こ

ないだ言ってた園芸

部の部室だよ」

毛を逆立てた猫を誘

うようなかんじで、

戸を開く。

「部室?」

 なんだ。

でも……なんで部室

に?

 いぶかしく思いな

がらも、スタスタ入

っていく彼のあとに

続いた。カーテンが

あけられ、薄暗い室

内に、陽光に染ま

ったホコリが舞う。


「うわ~」


なおはぽかんと口を

あけた。

外観とはかけ離れた

少女趣味な内装だ。