゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


階段の下におりたち

、常居が手をあげる



「そっちじゃ

    ないぞ」

 え?

 首を傾け、ぼんや

りしていると、ひら

ひら手招きされた。

「ついておいで」


 園芸用具室は、校

舎の東端から外へ出

て、ペンキのハゲか

かった階段を右手に

見ながら校庭とは反

対側に進んだ、奥ま

った所にある。うっ

そうとしげる木々は

暗くて、ほこりっぽ

い。高い枝の間を

カラスが、ぎぃゃ

あぎぃゃあと移動す

る。

ばさばさと葉っぱが

落ちてくる。でも、

それがそこにあると

は、なおは知らなか

った。進むごとに湿

っていくような空気

に不安を覚えながら

ついていく。

 どこに連れてかれ

るんだろう。