゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


さっさと追いこし、

ずんずん先を歩いて

いく。階段だってお

りちゃう。早く教室

から離れたい。みゆ

達にあとをつけられ

ているような気がし

て落ち着かない。



そうして、職員室の

前まで来た。

部室や体育館の鍵を

取りにくる生徒

が出入りしている。

ちりめんじわみたい

な加工を施された壁

によっかかり、なな

めに射しこんでくる

陽光に体をさらす。

澄んだレモン色の空

気の中に、こまかい

金糸がきらきらと

よどんでいる。

カチリカチリと鳴る

氷。ミントでも浮か

べてくれたら最高

だ。彼女は急にレモ

ンジュースが飲みた

くなった。スカッと

吹き抜ける風のよう

な。

「おい」