゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


あんまり蹴るので苦

しくなってきた。頭

が、ぼんやりしてく

る。

「おい、くるぞ」

きみひろの一声。

教室中が

シンとする。

間もなく戸があいた。

「どうしたお前ら」

「なんでもありませ

ーん」

元気よく答えたゆみ

に、みんな合わせる。
「直角さんが急に泣

きだして」

「みんなで心配して

たとこです」

「ね、直角さん」

このみがふんわりし

た笑顔をむける。な

おは視線を上昇させ

、虚ろな目でじぃっ

と彼女を見つめる。

なおのまぶたはピン

クがかって、はれて

いる。

「うん……心配かけ

てごめん」

「思春期だなあ、直

角」

担任はケラケラと笑

って、教壇に手をつ

く。