゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


ワックスで乱したパ

イナップルみたいな

頭を傾けて、ニヤ

っとする。

「こ、た、え、ろ、

よ」

ぐりぐりとかかとを

食いこませてくる。

「知らない」

「はあ? あんなに

イチャついててそれ

はなくなーい? ゆ

みっちが好きだって

知ってたよね?」

「しらない」

ぼやけた視界をハッ

キリさせようと目元

をぬぐう。水中に潜

ったみたいに何も見

えない。

「知らねーじゃねぇ

んだよ!」

ガンガン背中を蹴ら

れる。

 こんなこと、

平気でされる存在な

んだ、あたし。

 自分を捨てたくな

る。指先から力がぬ

けていく。誰も、助

けてなんかくれない。
「ゆみっちが好きだ

って知ってて盗りや

がったんだろ!? 似

合わねぇんだよ、ブ

ス」