゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。


「駄目ならこんなこ

としない」

いつもと変わらない

無表情。

 本当に?

 疑い深くあたりを

見回す。

 ゆみ達がでてきて

笑ったりするのかな



 廊下をのぞく。ゆ

み達はいない。


「だって……あたし

嫌われものなのに」

嬉しいのに、素直に

信じられない。どう

喜べばいいのか、表

情筋が迷っている。

体中がこわばってい

て、泣き笑いのよう

な顔になる。

ばちんっ。

ほっぺたの中央から

弾けるように、軽い

痛みが広がっていく 。

なおの頬を挟んだ、

田中きみひろは唇を

への字に曲げる。

「誰が嫌いって言っ

たの」

「いひゃい」

「痛いじゃねぇ。答

えろ」