ベステモーナはパチリと瞬く
「……これ」
驚きに言葉を無くすベスにニッと笑ってみせた
「綺麗だろ?たまたま見つけたんだ。コレが俺の世界の星空だよ」
満天の星空
ドーム型の部屋に広がる星空
「前に話したこと憶えていたの?」
「まぁな。おまえらには当たり前なことでも、俺には珍しいことばかりだ」
星空、それは人間であるフェイトには当たり前のものだが、こちらでは当たり前ではない
アルタイル、ベガ
異次元に存在する学園都市メディアから見える夜空にはそれらはない
見たこともない輝きを放つこちらの星空
いつだったか、フェイトが物珍しげに見上げていれば、ベスが人間界の星空を見たいと言っていた
「俺は見慣れた夜空だけど」
そういって、フェイトが手をかざせば星と星を繋いだ絵が現れる


