次の授業に向かう途中、それは突然現れた
「よう、ベス」
「フェイト!」
壁が歪みそこからフェイトが顔をのぞかせる
まるで壁から生首が埋まっているようだ
メディアには至る所に魔法のかけられた通路や扉があるのだ
「なっ何をしてるんです?奇妙よ」
フェイトが身動ぎ肩から下も現れる
少し考えるようにしてからフェイトは笑った
「まぁいいから来いよ」
「あっ!ちょっと!?」
突然手を引かれ、ベスは隠し通路に吸い込まれる
歪んだ空間を抜ければ夜の闇が通路に広がっていた
「ここは?」
「さぁ、隠し通路の1つだろ」
ベステモーナの華奢な手首を掴んで、質問に適当に答えてずんずんと進んでいく
問いただそうと声を上げようとすれば、廊下がひらけた


