「最後くらいさ、油断したんだろうな。分身たちが一瞬ブレただろ?」
ベスはグッと眉を寄せた
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「おかしくありませんか?」
ベスが憤慨した様子で語った
「確かにねぇ……」
ズズズ、と食事(血液パック)を取りながら、へらりとディンが答えれば、ベスは更にいきり立つ
「どう考えてもおかしいわ。私はずっと見てたのよ!分身はブレてなんかいなかったわ」
フェイトはおかしい!と、ベステモーナは言いながらお昼のサンドイッチにかぶりつく
当のフェイトは補習で今はいない
「フェイトは感が良いだけじゃない?ベスは考えてすぎよ」
「パシィは楽観的です」
同じくお昼をつつきながらパシィが言う
「じゃあなんだって言うの?」
「……それはわかりません。けれど、推測は出来ます。そういった予知にも似た現象があるんです」
「あっ、それ知ってる」
ディンがストローから口を放し嬉々として喋りだす


