「あっ、後ろだ!」
「え?」
勝負はある意味一瞬だった
幻影に翻弄された生徒は後ろからの攻撃に態勢を崩す
だが、それはよくやったと言える
不意をつかれた後ろからの攻撃を態勢を崩したとはいえ、受け止めたのだから
しかしその直後、幻影魔法で意識を取り込まれたのだろう、傾いだ態勢に峰打ちを当てられその生徒は倒れた
しかし、ベスが驚いたのは幻影魔法をうまく使ったあの生徒にではない
なぜ、フェイトは後ろから攻撃が来ると分かったのだ?
「フェイト、なぜわかったの?」
「は?」
キョトンとした顔でフェイトが問い返す
「何が?」
「だから、なぜ本体が後ろにいるとわかったの?」
「あぁ、だって」
フェイトは軽く笑った


