その手で溶かして


「座ったら?」



「えぇ。」



私が連れてこられたのは、ウミの家の庭。



ブランコの前だった。



私のブランコへと腰掛けると、ウミはすぐに口を開き始めた。



「エンとは別れるのか?」



「まだ、決めてないわ。」



「別れたほうがいい。」



「どうして?」



遠藤君のことに関しては、例えウミの意見でも聞いておきたい。



私の迷いが少しでも晴れるのならば。