外見は変わってしまったとしても、こんな短期間で中身までは変わっていないだろう。 私の質問には正直に分かりやすく、答えてくれることを願いながら、私は率直に疑問を投げ掛けた。 「今まで、連絡が来なかったのには理由があったのかしら?」 「あぁ、まずはそこからだよな。」 遠藤君はベッドから立ち上がり、冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出した。 そして、私の前に置かれたペットボトル。