その日は仕事内容なんて、まったく頭に入らないほど動揺していた。
お客様がいない間はウミと2人きりの空間。
その時間が、とてつもなく長く感じ、息苦しささえ感じていた。
それなのに、今私がここにいる理由は……
辞められなかった。
私のために、協力してくれたナオのために……
親切に仕事を教えてくれる店長のために……
そして、心のどこかで偶然なのだから仕方のないこと思っている私がいた。
お客様がいない間はウミと2人きりの空間。
その時間が、とてつもなく長く感じ、息苦しささえ感じていた。
それなのに、今私がここにいる理由は……
辞められなかった。
私のために、協力してくれたナオのために……
親切に仕事を教えてくれる店長のために……
そして、心のどこかで偶然なのだから仕方のないこと思っている私がいた。


