その手で溶かして


私は無我夢中で順位表を貼り合わせた。



これがもとに戻れば、すべて元通り。



ママが私にあんなことを言うはずがない。



だって、すべてママが望んだ通りに私は生きてきたのだから。



今日はたまたま。



たまたま、ママの機嫌が悪かっただけ。



今、私はどんな感情なのだろう。



涙が流れていないから、悲しいわけではない。



笑いが込み上げてこないから、楽しいわけでもない。



怒りを感じているわけでも、絶望的なっているわけでもない。



ただ、何もない。



何もなかったようにするために、何も思わない努力をした。



ほら、こうすればママの喜ぶ顔を想像できる。



ママ。



私、1番だよ。