その手で溶かして


同じ制服を着て、同じ場所へと向かう集団の中の一人として歩いていると、


「おはよう。」


という声と共に背中を叩かれた。



じっとりと汗ばんだ背中に貼りつく制服。



振り返った先にいたのはサワだった。



「おはよう。」



「最近、楽しんでるみたいだね。」



サワは一年生の時から同じクラスで、朝私を見つけると必ず声をかけてくれる。


それは以前から変わらない。