それはかなり大きな変化。 けれど、その変化は私にとってはそれほど重要なことではなく、言ってしまえばどうでもいいことだった。 それよりも、間近に迫るテストのことのほうがよっぽど重要だ。 今回こそ、“1番”という称号を手に入れたい。 そうしたら、ママも私を認めてくれるだろう。 笑顔で 「よくやったわね」 なんて褒めてもらえるかもしれないのだから。