無口で不器用な年下くん。



…坂井君や森下君と絡むと何故かすぐに不機嫌になる拓哉。


そりゃ、私達(坂井君以外)うるさいから怒るのも無理ないけどさー…。


ちょっとくらい良いじゃん。


小さく拓哉に謝り、プイッと顔をわざとらしく背けた。



「──てことだ。まぁ、ちんたら練習なんてしてたらまたメンバー変更するから気を抜くなよ」


顧問が頭をガリガリ掻きむしりながら言う。


それに私達バスケ部部員は返事する。